先日の英国展で購入したDOVES FARMのplain flour。
これまで、イギリスの小麦粉は、タンパク質量からみて、ほとんどが中力粉という認識。
違いがあればBPが入っているか入っていないか。
今回の小麦粉は、、、いやーねー。タンパク質量から見てしまう。そう7.8.
この数字は日本の小麦粉で言いかえれば、薄力粉のバイオレットに匹敵するもの。
イギリスに薄力粉ってあったの?という驚きでしかない。
即効、ステイシーさんに連絡したけど。
やはり驚いておられましたよん。
小麦粉の見た目はやはり灰分を多く含むので灰色っぽい。
バイオレットと比較すると良く分かります。
触ると挽き方がやや粗め。これまでに扱ったイギリスの小麦粉よりはキメが細かい感じが。
新しい小麦粉を見つけるとスコーンを焼きたくなる私。
ステイシーさんはヴィクトリアを作ってね。とおっしゃっていましたが。
ゴメンよ~! 連絡をもらった時は既にスコーンになっちゃってた!
タンパク質は薄力レベル、感触も思ったほど粗くない。
ここまで分かっているのに、頭の中でイギリスの小麦粉だから
水分はたっぷり必要とするはず!と思いこみ精神。
これが若干失敗を招く。
粉とバターを合わせるが、いつものザラッとした粗さはない。
どちらかというと滑らか。
そして、水分投入。
手が滑ったというか、入ってしまったのよね。準備した水分全部。
これでも足りないでしょ!と思っていたので、まっ。いいか。と言う感じで
生地を合わせたけど、なんかベッタリするー。
あれ。水分をたっぷり必要とする粉じゃないの?
ここで思い出す。たいしてバイオレットと変わらない感触を。
元に戻れないのでこのまま型抜きして焼成。
焼きあがると、それなりのスコーン。
そんなに悪くなーい。
水分が多いせいもあるけど、タンパク質が少ない=グルテンのできる力が弱い。
なので、スッと上にあがるスコーンではなく、やや横広がり。
焼成前、冷やすこともしていないので。
真ん中を割ると、黄味がかったような。ふわっと小麦粉の香りが広がり、
味はやはり雑味を感じて美味しい!
水分量だけ気をつければ、美味しいお菓子を焼くことができると思いますよ。
残りの小麦粉で・・・
クッキー焼きたいなぁ。
ついでに、小麦粉を購入した時に入っていたスコーンレシピ。
こちらのレシピでも焼いてみました。
卵が入らないもので、より小麦粉の味を強く感じるかなぁ。
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