9月レッスン『Cake aux amandes et à l'orange』
アーモンドとオレンジのケイクが終了致しました。
今回は材料の種類は多いものの、
順番に混ぜていくと
生地ができる!という注意すべき点は
ありますが、作りやすいものだったと
思います。
レッスン時にもお伝えしておりますが、
このケイクは油脂分の多いケイクです。
一生懸命混ぜすぎると、材料自体の分離が
おきますのでほどほどに。
特に、最後に入れる生クリームは
白いものが見えなくなったら、次を入れると
いうタイミングです。
今回は甘さの為に水あめを入れています。
これまでのケイクの甘さはグラニュー糖
でしたが、この一部を水あめにすることで
保湿力アップ。砂糖の結晶化を防ぐため
パサつきを抑えることができます。
そして、材料にプラリネペースト(アーモンドをキャラメリゼしてペーストに
したもの)に甘味が入っているので、
グラニュー糖を減らしています。
★自家製プラリネペーストについて
アーモンドの焼き具合、キャラメル作成時の
見極め方をおわかりいただければ嬉しいです。
後は、お好みで甘さの調節、粒々度合を
変えることができます。
ただし、ナッツ類はとても酸化しやすいので
お作りになったら早めに使用または
お召し上がりいただくことをオススメします。
冷凍保存はオススメしません。
★市販のプラリネペースト
プラリネはご自分で作らなくても製菓材料店にて
購入できます。
レッスン内で紹介したものは2種。
富澤商店で販売しているものです。
1つは冷蔵ショーケースにあります。
色はやや強め。お味もしっかりしています。
もう1つは常温でナッツ売り場にビン詰めで
販売しております。こちらはとても上品なお味です。
★具材のプラリネ
こちらは具材として使用致しました。
当初、粒々がはっきり残ると思っていたのですが、結果として
あまり口の中で残らず。
これも富澤書店のナッツが置いてある辺りに販売されております。
★おまけのお菓子
ご試食でお出ししました、プラリネのお菓子。
とてもご好評でレッスンを!というお話をいただきましたが、レッスンするほどの内容では
ありませんので、こちらに配合を書いて
おきますね。
『プラリネチョコ』
プラリネペースト 55g
ミルクチョコレート 35g
フィアンティーヌ 35g
(ロイヤルティーヌ)←サクサクのクレープのようなもの。
レーズンサンドレッスンにご参加された方。レモンサンドに使いました
富澤商店ならば、チョコレート売り場辺りにあるはずです!
①プラリネペーストとフィアンティーヌを混ぜる
②ミルクチョコレートを湯せんで溶かし、①を入れて混ぜる
③オーブンシートに伸ばして、冷凍庫で固める
④包丁でお好みの大きさにカット、または、セルクルで抜く。
これをパリパリクッキーの上にのせましたが、クッキーは
タルト生地やレーズンサンド生地のものが合うと思います。
初回レッスン前日に思いついたので、
パリパリクッキー以外
準備していなかったので、統一しました。
触ると手につくものです。
今回のようにクッキーにのせたり、更にサンドにしてしまったり、
テンパリングしたチョコレートをくぐらせて、ボンボンショコラの中身として
使うのが多いです。
アイスクリーム愛好者としてはバニラアイスに加えます!
●紅茶
WelcomeではWhittard English Roseをアイスでお入れしました。
アリスの缶が可愛く、中の茶葉も可愛らしいローズがたくさん。
香りもお味もしっかりと。でも飲みやすく好評でした。
お菓子と共に、F&B キーマンをお入れしました。
まだまだ暑い日でしたので、ストレートでお飲みになられる方が
多かったですが、キーマンはミルクを入れるとより一層味わい深くなり
美味しく感じると思います。
◆8月に引き続き、9月レッスンでも皆様にアンケートにご協力いただき
ありがとうございました。
9月は特に継続してお越しいただいている
方が多く、
いろいろなご意見を頂戴いたしました。
少しずつレッスンメニューに取り入れる
ことができますよう
工夫をしたいと思います。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
Macky Laboratoire 吉田真紀
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