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8月レッスンレポ

執筆者の写真: Maki  YoshidaMaki Yoshida

8月レッスン『リュバーブのタルト』が終了致しました。

既に復習した方もちらほら。

嬉しい限りです。


真夏の実習は一から作るというより、

ある程度楽しんでいただくことを

目的としています。

でもお味に妥協はしていませんよ。


今年も各々のデザインで。

切り方によって全く違うデザイン、

細かくカットして組み立てたデザイン

どれも皆ステキな作品でした。

分かってはおりましたが、私より上手。


レッスンに参加されたY様。

デザイン資料を送ってくださいまして

ありがとうございます。

後のレッスンに大変重宝致しました。


作り方で特別注意すべき点は

ありませんが、こだわり部分を

書いておきます。


そして、最後は秋以降のお教室について、まだ詳細は決まっておりませんが

少しずつの告知です。


★リュバーブの扱いについて

 この猛暑でも美味しく召し上がることが

 できるよう、キュッとした酸味が

 引き立つ使い方をしています。


 このお菓子を作るには2通りが

考えられます。


 クレームダマンドとリュバーブ

 一体にして焼成。

 またはクレームダマンドを焼いて

 からリュバーブをのせて焼成という

 2度焼き。


 今回は後者を選びました。

後のせにすることでリュバーブの

 お味がしっかりと分かるように。

 ただし、リュバーブは焼き過ぎると

 スジっぽく、硬くなるので注意が

 必要です。

 リュバーブがふっくらと外側が

 少しだけ色がつくかつかないかが

 見極めのポイントです。


 そのため、1回目焼く時の温度と

 焼成時間を考慮しなければ

 なりません。

 これはレシピに焼成時間、温度を

 記載しておりますので、参考に

 なさってくださいね。


★クレームダマンド ピスターシュ

 今回はクレームダマンド

(アーモンドクリーム)にピスタチオ

 加えました。

 油分が加わるので、通常の

 作り方では重く、焼き方によっては

 ペーストになってしまいます。

 mackylabのお菓子では、少し空気を

 入れることで全体を軽くして

 ペーストになることを防いでいます。


★焼成後の取り扱い

 焼きたてはもちろん美味しいです

 が、オススメは、中のダマンドが

 ベチャッとしないようしっかり

 冷まして余分な水分が抜けた頃。

 翌日なんです。


 ダマンドが焼けた部分は

 リュバーブそのものの水分が出ます

 ので、自動的にシロップとして

 浸み込み、丁度よい食感となります。

 とは言え、今回の2度焼はクリームの

 中まで浸み込みことはないので、

 ほどよい食感が保たれます。


 このタルトは酸味が多いお菓子です

 ので、アイスクリームと一緒に

 召し上がっていただくのが1番

 おいしいと思います。


 一緒にお出ししたビスコッティも

 好評で良かったです!

 ビックリするほどカリカリに

 焼いていますので、焼いた日

 よりも3~4日経ったものが丁度

 良いのですが、皆様にお出しした

 ものは前日焼き。かなり召し上がる

 のに苦労されたかと思います。


 こちらはミニサイズでテストを

 しております。

 上手くいけばレッスンでお教え

 できるかと。。。

 今のサイズでは4名分焼ける

 かなぁという感じですので。


●紅茶

 今回はお気に入りのリーフルさんの

 紅茶です。

 夏ですので、welcomeはアイスティ

 ブレンド。

 ダージリンベースでベルガモットの

 すっきりとした香りが

 とても喉越しよく感じました。


 お菓子と一緒に届きたてホヤホヤ。

 2022年 セカンドフラッシュ。

 マーガレッツホープ農園の

 ダージリン。

 喉越しがよく、甘さが余韻として

 残るとても美味しいお茶です。



≪秋以降のレッスンについて≫


Macky Laboratoireお菓子教室は

9月で2周年を迎えます。

多くの皆様にご参加いただき、

とても嬉しく感謝しております。

ありがとうございます。


これまでの2年は基本的で

メジャーなお菓子を多くお伝えして

きました。

今後も継続していくつもりですが、

ダイブお菓子に慣れもっと技術的な

ことも+αとしてやってもいいのかなぁ

と思っています。


10月はタルト生地を作る→伸ばす→

型にひく。

レッスンを1度入れる予定です。


8月の最後のレッスンにしか

間に合わなかったのですが、

レッスンに関するアンケートを

ご協力いただきました。

とても参考になるご意見を頂戴して

おります。

引き続き9月も実施して参りますので、

参加される皆様ご協力をお願い致します。

作ってみたいお菓子や企画など

ご自由に書いていただきたいです。


そして、懸念材料の一つ。

レッスン予約について。

毎月ドキドキしちゃう!という

ご意見を多数いただいております。

こちらも何らかの形で改善をしていく

予定です。


今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


                      Macky Laboratoire 吉田真紀



 



 

 
 
 

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