3月レッスン『Cake au Sakura』が終了致しました。
前月のガトーショコラに似ていますが、
材料の扱い方が異なりますので
混乱しないように改めてポイントを書いておきます。
★チョコレートの温度
今回も材料であるホワイトチョコレート。
ただ溶かせばいいものではありません。
チョコレートに含まれるカカオバターの
融点は34.5℃。
最低でもこの温度以上に温める必要が
あります。
ビターチョコレートの時はバターと一緒に溶かしましたが、
今回、一緒に溶かしますとある温度では
分離っぽくなります。
ホワイトチョコレートとバターは別々に溶かし、40℃程度で作業を行いますと、
常温に戻した卵黄とも上手く乳化できます。
★メレンゲ
このお菓子がふんわりとする理由は
このメレンゲ。
メレンゲもお菓子によってたて方が異なります。
よく耳にするのは、フワフワのメレンゲ。
これは気泡がたくさん入り、軽い食感を
だすお菓子(ムースなど)を作る時に
使います。
今回必要なのは、重いもの(油分)と
合わせても潰れないもの。
要は目がつまった、しっかりしたメレンゲです。
混ぜ込んでも簡単には潰れません。
小さなポイント(とても重要):使用する直前に必ずたて直すこと。
★全体をあわせる時
全ての生地(特にメレンゲ)を扱う場合ですが、ボウルの端から端(右から左)
(上から下)を使って、合わせていきます。同時に添えている手でボウルをまわしながらです。
≪仕上げ≫
グラスかけ
グラス=シャリシャリのお砂糖(結晶化させる)ですが、厚くまたは薄く塗ることは
お好みになります。
グラスはケイクの乾燥を防ぐだけでなく、保湿効果もあり(パックしているような
ものです)
必ずはけで全体を塗り、5~10分放置して、手に付かなるほどになったら、
オーブンへ入れます。
●紅茶
welcomeでは桜のケイクにちなんで桜の紅茶をお出ししました。
シーズン物の人気はびっくり!2月中旬にはリーフが完売。
今回はteabagでのご提供となりましたが、香りがすごく良かったですね。
自然の香りで(人工的ではない)
今月もご試食ができないまま
TWG Harmutty(ハルムッティ)
アッサム紅茶をお出ししました。
アッサムと言えば正露丸のような丸い茶葉が印象的ですが、
こちらは大きなリーフで販売されていました。即買いです。
そのままブラックティとして飲むのオススメされました。
桜も咲き始め、お花見シーズンを
迎えましたね。
こちらのお菓子と共に、ステキな
Tea timeを過ごして下さるととても
嬉しいです。
まだまだ安心はできませんが、
来月のレッスンはご試食できるかなぁ。
確定ではありませんが、前向きに
考えております。
ご質問はメール、またはインスタグラム DMより、いつでも承ります。
レッスン前日等はお返事が遅れる場合が
あります。
引き続き宜しくお願い致します。
吉田真紀
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