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執筆者の写真Maki Yoshida

12月レッスンレポ

更新日:2021年12月24日

12月レッスン『Cake aux fruits』

リクエストレッスン『Christmas torte』が終了致しました。


この2つのお菓子は毎年私が冬の贈り物としてお贈りしている代表的な

お菓子です。


Cake aux fruitsは紅茶と一緒にいただいて美味しい!と感じるケイクを目指して

作ったものです。

お味全体としては主張しすぎず、食感も

重くならないような配合。

また、フルーツ1つ1つの食感&

美味しさが、お召し上がりになった

後にも余韻が残るように調整して

おります。


このお菓子で大切なことは、生地の温度。

バターの扱い方、最後に加える漬込み

フルーツの状態でしたね。

復習の際は、是非この辺りを見直してから作られると良いと思います。


◆今月の紅茶

Welcomeにお出しした

F&M Christmas spice tea


とても可愛くクリスマスらしい紅茶。

柑橘の爽やかさ、ジンジャーの

パチパチした感じ、クローブのやや

苦味が印象的で、一気に華やか気分に

させてくれます。


『Cake aux fruits』は紅茶と一緒に

いただいて美味しい!を目的とした

ケイクです。

このお菓子にピッタリな紅茶。

.

リーフルダージリンハウス

キャッスルトン農園

夏摘みのダージリン


お店のスタッフの方にお菓子の説明をして

数種類の紅茶の提案をしていただき

選んだもの。

ケイク自体を邪魔することなく

でも、紅茶の存在感は十分にあったと

思います。


レッスンにご参加いただいた皆様、

いかがでしたでしょうか?


◆ケイクの食べ頃について

初回8日に参加された皆様には既に

メールをお送りしていますが、

2週間熟成していただいた方が、

お味が馴染む気がします。


当初は最低でも7日間の熟成と申し

上げましたが、やはり若い!

まだお味が全体的に馴染んでいない

感じを受けました。

ここから先はそれぞれのお好みに

なります。


あと1点。使用したクグロフ型の

性質より、焼成後真ん中が膨らんだ

ことを覚えているかしら。

焼成後、すぐに型を反す→膨らんだ部分がやや凹む。その部分が密になる。

そこにたっぷりのシロップを打つことは、

シロップがある程度乾かないとベチャッとした感じがするかもしれません。


私のもう一つの判断は、この食感です。

内側の部分まである程度乾くこと。

ただし、ここまで乾かすときっと 外側は乾燥してパサッと感じるので

追加で外側だけシロップを打たないと

いけない状態になります。


総合的に考えて2週間ぐらいが

オススメと判断しています。

そして、召し上がる前日には常温に出すことをご説明しましたが、

うっかり忘れてしまった場合はラップに

包みレンジで温めていただければ

(常温になればよい)美味しく召し

上がれると思います。


◆リクエストレッスン

 『Christmas torte』


昨年同様、とても人気のあるお菓子

でした。

こちらは、パウンド生地、クッキー、

ジャムにナッツとお菓子の全ての

要素を含んだ、とてもリッチな

お菓子です。


このお菓子のポイントは具材として

準備しているアーモンドやヘーゼル

ナッツをある程度しっかり焼成して

おくこと。

ジャムが入りますので、湿気ない

ためです。


寒い冬時期のケイクの作り方の

注意点をご説明と同時に、温度に

気をつけていただきました。

ただし、バターを溶かしては

ダメですよ。



Cake aux fruitsレッスンで使用した道具

●クグロフ型 14cm


クリスマス時期であり現在品切れ中

のようですが、


浅井商店 楽天を通じて購入。

1個 616円ですので、送料の方が

高いです。


テフロンと言えども、バターは2回、

小麦粉をふってお使いくださいませ。


特に空焼きの必要はありません。


ご質問はメール、またはインスタグラム DMより、いつでも承ります。

レッスン前日等はお返事が遅れる場合が

あります。


引き続き宜しくお願い致します。


それでは皆様ステキなクリスマスを

お過ごしください。


                      Macky Laboratoire 吉田真紀




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