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執筆者の写真Maki Yoshida

11月レッスンレポ

11月レッスン『Cake d'auotomne』

『Cake aux marrons』終了いたしました。


クグロフ型を使ったケイク。

ベースの作り方は似ているものの

全く異なるお菓子です。


両方のレッスンを受講された方は

違いがお解りになられたと思います。


●Cake d'auotomne

こだわりの和三盆と

最後の洋梨のリキュールを含んだ

シロップが決め手。


そして、くるみの糖衣が大人気でした。

これだけでもおいしいお茶請けのお菓子。


この時のくるみは食べておいしい!ぐらいに

焼いたものを使うと

おいしく仕上がると思います。


量が少ない場合(レシピ量も少ないです)

シロップの温度があがりやすいので

115℃に達したらすぐにくるみを入れて

温度を下げ、まぜてください。


ここでもたもたすると、飴が糸をひくような

感じになりますので。


全体を通して、特に注意すべきことは

ありませんが、基本的なお菓子です。

これから寒くなりますので、ボウルの温度

小麦粉、生地の温度を確認して作られると

上手にできると思います。


焼き型にポマードバター+強力粉をふり、落とす。


これは大切な準備の1つ。

これまできちんと塗れていないために、

数多くの失敗をしてきました。


今回、あるレッスン時に、強力粉ではなく

和三盆をふってしまいました。


デモ分だったので、そのまま焼成したところ、

和三盆が香ばしく焼成され、風味、味が一段と

強くなっていました。

少しカリッとした部分もあり、これはこれで

おいしかったです(笑)




●Cake aux marrons

こちらはリクエストレッスンでした。

栗のお菓子は根強い人気ですね。


ケイク、ペーストは問題なく

お作りになれるかと思います。


渋皮煮はご説明が

甘味をつける作業について

かけ足となってしまったので

こちらで補足いたします。


栗に限らず、オレンジなど

フルーツに甘味をつけていく方法です。

昔ながらの作り方では1週間ぐらい

かかってしまうので、短縮して3日

ぐらいで作り終わるものにしています。


たいてい甘味をつける際は、

低糖度から徐々に糖度を上げていきます。

一度に甘味をつけると

硬く仕上がります。


mackylabでは2回に分けて。

1/2グラニュー糖が入った

シロップを沸騰させて、フルーツ類を

液体の中に入れて、再沸騰させ、

20分ほど煮ます。フタをして。

火を止めて、液体が冷めていく過程で

フルーツ類に甘味がしっかり入れて

いきます。煮物と同じです。


1日おき、翌日、実とシロップに分けて

シロップに残りのグラニュー糖を追加して

沸騰させます。前日より甘味を増やして

いますから必然糖度があがります。

また、栗を戻して20分ほど加熱。

今回はフタを外して。


要はフタするのは、蒸気を逃がさず、

糖度をあげずに甘味をつける。


フタを外すのは、それにより、

蒸気が出て行ってしまうので

結果として、シロップの糖度が上がる


この先はご自分がおいしい!と思ったところで

止めます。


2日目以降の作業は楽になりますので

今年逃してしまった方も来年チャレンジ

してみてくださいね♡









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