11月10月レッスンが終了致しました。
緊急事態宣言が解除となり、引き続き感染対策を
行いつつ、従来の形に戻したレッスンとなりました。
参加された皆様にご協力いただき
御礼を申し上げます。
10月は前半 Flan aux pommes,
後半 Tarte aux pommesと
どちらもりんごのお菓子というより、
りんごを食べるお菓子をお伝え
致しました。
ベースとなるタルトは甘くないタルト生地(ブリゼ生地)でしたね。
ホロホロとした生地なので、空焼き後は
丁寧な扱いをしないと危険です。
今回事前に皆様の生地を準備致しましたが、いくつか割りました!
お気をつけて!
Flanは高さ約3cm
Tarteは高さ約2cmでした。
まずは『Flan aux pommes』から。
●タルト生地
こちらの注意点は生地を型に張り付ける時、隙間を作らないこと。
側面と底面の張り合わせ。ここに隙間がありますと液体を流した時に漏れます。
空焼き後に隙間がないか確認し、もし隙間があれば生地を張り付ければ全く問題
ありませんので、修復作業をして下さい。
●りんご煮
レッスン中にも申し上げましたが、りんごが崩れないよう弱火です。
一部に火があたり過ぎるならば、お鍋を
まわして下さい。
りんご自体、バターなどでコーティング
される状態ですので、数日冷蔵庫保存が
可能です。
冷凍庫は解凍時にりんごの繊維が壊れ、
水分が出やすい状態になるので
おすすめできません。
●焼成について
レシピに書いた温度、時間はあくまでも
目安です。
りんごの大きさ、液体を入れる量、オーブンに入れる台数で温度、時間が変わります。
私が自宅で焼成するにはレシピより10℃下げて、
レッスンでまとめて6台焼成するには10℃あげて時間も長めです。
出来上がりの目安は、りんごの中央の穴がありますね。
そこに竹串をさしていただき、生地がついてこなければOKです。
焼成後すぐに動かすことは壊れやすいので
天板にのせたまま、まずは5分そのまま放置。
その後、移動できるならばグリル(アミ)へ移動させて湿気を余計に受けないようにします。
レッスンでは限られた時間ですので、直接冷蔵庫へ入れましたが、
ご家庭では常温で粗熱がとれるまで放置。その後型(セルクル)を外して下さい。
『Tarte aux Pommes』
こちらは所謂りんごのタルト。
昨年のリクエストレッスンとして実施いたしました。
タルト生地はFlanと全く同じものを使用
ですので、上記を参考にして下さい。
●りんご並べ
このレッスンの全てです。
ポイントはりんごをのせすぎないです。
そして、形は、まあるく、まあるく、
重ねていくこと。
焼成中に必要ならばりんごを追加
しますが、形を整えることも可能です。
焼成後に杏ジャムを塗ることを考え、
よく焼きがオススメです。
焼き色がついていないものは
全体に甘く感じます。
どちらのお菓子もタルトに防水加工をしてあるので
冷蔵保存で2~3日は変わらぬ状態で召し上がれます
その他、ご質問等はいつでもメールにてお受けいたしますので、
ご連絡下さいね。
引き続き宜しくお願い致します。
Macky Laboratoire
吉田真紀
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