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お菓子と私 Vol.2 お稽古事をしたい!

執筆者の写真: Maki  YoshidaMaki Yoshida

20代前半。ファッションに興味のあった私の愛読書はJJやCanCan。

今でもあるのかしら。そして、流行り&限定という言葉に敏感なお年頃。

雑誌の特集で『丸の内のOLは仕事以外に何してる?』という記事。

食事、飲み会、そしてお稽古事!自分磨きに徹している情報!


そうだ!転職を機に何かお稽古事しよう!と単純な私。

さて、何がいいだろう。運動神経は0なのでスポーツはパス。

お花は今でこそアレンジメントを続けているが、高校の時に1度は

華道部へ。自由な流派だから好きなように生けて下さい。と先生に言われ

作品を作ったものの、根こそぎ剣山からお花を抜かれ、生け直されたことに

つまらない!と感じ辞めてしまった経歴もあるのでパス。

よほど下手だったのでしょうね。


そんな時に、偶然通りかかったなんだかステキなお店。

覗いてみるとテーブルウエアーがディスプレイされ、スタッフの方が1人。

『今度ここの2Fでお菓子教室が始まるので良かったらパンフレットを

 お持ちください』と。はぁ。と思いながらいただいて帰宅。

しばらくして、やはりあのステキ感が印象的でクッキーも焼いたことのない私が

行ってみようかな。と思った時でした。

1人で行くのも勇気がないので、私とは正反対にテキパキとなんでもこなしてしまう

友人を誘って。


いざ、電話で問い合わせると、なんと!既にキャンセル待ち!

世の中の人は丸の内OLのようにお稽古事をしていたんだ!とショックを受けるが

この頃は特にお菓子へのこだわりも全くないので、残念ぐらいにしか思っていなかった。

むしろ、お菓子よりパンが好きでこちらの方が私の周りは熟知していたと思う。

結構、気が狂うように食べていましたよ。


お菓子教室も頭から離れたころ、このお教室から連絡があった。

キャンセルが出ましたので、よかったらどうぞ!と。

1人で行くのは気が引けたので、友人に確認してから再度連絡します!と5分だけ待ってもら

いました。


これを逃したら、もう行けないよね。ある意味『限定』じゃぁ!行っとく?

このやりとりでお菓子教室に行くことが決まりました。

まさか?後に仕事になるなんて全く思っていない。

なんとも不純な動機で始めることになった私です。


今回はここまで。








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